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【派遣切りの流れ / 4つのステップ】契約打ち切りから退職まで

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  • 派遣切りって、どんな流れ?
  • 派遣切りになったら、どうなるのか心配・・
  • 派遣切りの後、仕事って見つかるのかな・・

初心者のよくある不安です

結論:

派遣切り後の予定を、事前に決めておいてください

選択肢は「自分で仕事を探す」「派遣会社に依頼する」かです。

派遣会社に依頼すると、スムーズに次の仕事先が決められます。

私は関西に住んでいる、介護歴16年目の男性介護士です。

派遣で働き始めてから、14年になります。
兵庫県・大阪府を拠点にして、「10業態13施設」で働いてきました。

私の「詳しいプロフィール」は、こちらを参考にしてください

この記事でわかること
  • 派遣切りの流れ
  • 派遣切りになる前に「決めておくべきこと」
  • 派遣切りになった時の注意点
目次

派遣切りの流れ「4ステップ」 / 派遣切り後の注意点も紹介

派遣切りの流れには4つのステップがあります。

  1. 施設の人事担当者から派遣会社へ連絡
  2. 派遣会社から私たち「派遣さん」に「派遣切り」の連絡
  3. 派遣会社から私たち「派遣さん」に、今後の意思(予定)を確認
  4. 契約終了(退職)

この4つのステップになります。

それでは私の「派遣切り経験」を元に、それぞれのステップを紹介してゆきます。

人事担当者から派遣会社に契約終了の通告がある

先ず、初めのステップは施設から「派遣会社」への通告です。

契約書に従い、派遣契約の終了の一か月前に、派遣会社へ連絡があります。
概ね、契約終了の「前月末」が多いです。

すみません、もう来月一杯で契約終了させてください

誠に残念ですが、かしこまりました

こんな感じです。

通告時期に関しての詳細は、契約書に明記されています。

派遣会社から派遣さんに「派遣切り」の連絡がある

2つめのステップは、私たち「派遣さん」への連絡です。

施設から「契約終了(派遣切り)」の連絡を受けたら、派遣会社は私たち「派遣さん」に連絡します。

申し訳ございません
施設様から連絡があり、今月で契約終了となりました

そうなんですか。分かりました

こんな感じです。

私の派遣会社は、いつも電話で連絡があります。
電話はいつも「契約終了月の初め」にあります。

例:
4月末に契約終了の場合、4月1日or4月2日あたりに連絡があります。
派遣会社によって、派遣さんへの連絡のタイミングは違います。

月初めに派遣会社から電話があると、「派遣切り」だと想像できます
もう慣れていますから・・

施設によっては、本社の人事部が「契約の管理」をしています。
この時点で「派遣切り」の件を、知らない施設長もいました。

私は契約終了の2週間前に施設長から呼び出しがあり、

「今回の契約はいつまでですか?」

と施設長から質問されたことがあります。

はけんさんの契約は、いつまででしょうか?

ええっ!知らんのかよ!

大きな施設では人事部で決定されていて、現場へは後日通達されます。
施設長への連絡が遅い場合があります。

契約終了の連絡を、本社からまだ受けていないんですよ

・・・?

派遣会社から派遣さんに今後の意思確認がある

3つめのステップは、私たち「派遣さん」への予定の確認です。

ここでは私たち「派遣さん」には、4つの選択肢があります。

  • そのまま就職してしまう
  • 自分で施設を探す
  • 同じ派遣会社に仕事を依頼
  • 他の派遣会社に仕事を依頼

仕事の空白期間(無職状態)を避けるためにも、早めに回答した方がいいです。
「派遣切り」される前に、決めておくべきです。

それぞれ4つの選択肢について、解説してゆきます。

今働いている施設で就職する

派遣で働いている施設で、そのまま就職することもできます。

「紹介派遣」と言って、派遣会社が「就職先の紹介」をしてくれる制度を利用します。

現場で仕事をしている間に、施設長や直属の上司から「うちで社員になったら?」と隠密にお誘いがあるはずです。

本来は契約違反なんですが、介護業界ではよくあることです。
これは暗黙のルールで、派遣会社もスルーしています。

ここで注意点があります!
就職を希望する場合、直接施設に「就職希望」を伝えてはいけません!!

これよくある失敗なんです

そのまま就職する意志があっても、必ず派遣会社を通じて返答してください。

「紹介派遣」制度を利用して、派遣会社に就職条件の交渉をしてもらうべきです。

注意!:
「紹介派遣」制度を利用すると、施設は派遣会社に「紹介料」を払います。

施設によっては「紹介料」を払いたくありません。
派遣会社をスルーして、「あなた」に直接交渉を仕掛けるかもです。

私たち「派遣さん」のメリットは、派遣会社のサポートを受けられることです。

つまり「就職条件の交渉」を、派遣会社に任せることができます。
直接交渉すると、条件が不利になるかもしれません。

  1. 基本給
  2. 各種手当
  3. 交通費
  4. 所属先

条件が合わない時、あなたは「やっぱり辞めときます!」とハッキリ断る強い意志がありますか?

交通費は「施設の支給基準」に代わります。
値段の安いルートでの交通費支給になるかもしれません。

所属先も全然知らない場所へ、変更されるかも分からない。
同じユニット担当になれる保証もありません。

給料も思っていた金額じゃないかもです

なんか思ってたのと条件が違う・・
でも社員になるって言ってしまったし・・

派遣会社にお願いすれば、条件が合わない時には断りやすいです!!

一度、就職を希望してしまうと、他のスタッフさんにも知られて、メチャメチャ断りにくくなります。
現場のスタッフにも、就職が決定するまでは、絶対に言ってはいけません!

皆の手前、もう断りにくい・・
嫌々、社員になるのも・・

  • 就職希望は「派遣会社」を通じて返答する
  • 周りのスタッフに内緒にしておく

これは絶対に守ってください!
損をするのは「あなた」です!!!

これ「派遣あるある」なんですよ!

私は派遣会社を通さずに社員になって、失敗した事例をみてきました。
絶対に注意です!

当社を通してくだされば、条件の交渉も致します

派遣会社に任せた方が安心なんですね

派遣会社を通しても、給料がアップするわけではありません。
派遣会社が間に入るので、希望条件でなかった場合、断りやすいということです。

自分で施設を探す

求人誌やネット検索で、自分で施設を探す方法があります。

自分で仕事を探して、就職するのは手間と時間がかかります。

  1. 施設を探す
  2. 施設に連絡をする
  3. 面接の調整をする
  4. 履歴書を書く
  5. 面接へ行く
  6. 合否を待つ
  7. 書類など手続きをする

働きながら休みを削って、こんなにすることが多いです

プライベートの時間が減る上、個人的な予定も組みにくいです。

就職が決まるまでは、旅行などで自宅を離れられることもできません。

しかも「派遣切り」が決まってから、1ヶ月しか「時間の猶予」がありません。

焦って地雷を踏むかも・・!!

私は派遣社員での継続をお勧めします。

特に同じ派遣会社を利用すると、手間が少ないです。

  1. 派遣会社への返答
  2. 施設との面接

たったこれだけの手間しかありません

特に主婦の人は、派遣会社を利用するべきです。
時間のない主婦なら、結構助かります。

「家事や育児」の両立をしながら、「介護の仕事」と「仕事探し」を同時進行。
疲労とストレスの連続は間違いありません!

仕事探しは絶対「派遣会社」に任せるべきです。

プライベートを満喫したい「あなた」も同じです。

自分で施設を探すより、派遣会社に探してもらった方が便利そう

同じ派遣会社に施設を探してもらう

私は派遣歴が13年になりますが、ずっと「同じ派遣会社」を利用しています。

メリットが大きいからです

私の経験から「今の派遣会社」で、仕事を続けているメリットを紹介します。

先ず、就職活動をする必要がありません

時間が有効活用でき、プライベートを削る必要性が小さいです。

自分で施設を探すとなると、前述したように時間と手間がかかりますよ。

仕事先を探すストレスも小さいです。

  1. 施設を探す
  2. 連絡して面接の調整をする
  3. 履歴書を書く
  4. 面接へ行く
  5. 合否を待つ
  6. 採用決定後に書類などの手続き

やるべきことが山積みなんですよね
それも仕事をしながら、合間にこれだけのことをしなければなりません。

私はウンザリです

同じ派遣会社なら、就職活動を丸投げできます。

派遣担当者は、即動いてくれます

同じ派遣会社にすると、どんな案件があるかも、連絡が比較的早くなります。

他の派遣会社を考えていない人は、その旨を伝えましょう。
段取りや時間の調整がしやすいので、派遣会社も行動が早くなります。

御社一本で考えています!
よろしくお願いします

こうなると対応が早いです。

他社との併用を伺わせると、派遣会社の対応が消極的になりますよ。

無駄骨になるかもしれないからです。

案件を紹介しても、ご返答が遅くて・・

他社と比較して、なかなか決められないことがよくあります。

私、結構迷う方です

だったら、同じ派遣会社に頼んだ方がいいですよ

施設のオーダーには「採用枠」があります。
あなたが迷っている間に、他の派遣さんが先に決めてしまうかもです。

特に良い案件ほど、他の派遣会社と競争になり、「採用枠」がなくなってしまいます。
派遣会社は他社と「採用枠」を、競争をしていることもお忘れなく

希望条件を先に伝えておき、後で「あれダメ、これ嫌」とならないよう、心がけましょう。

担当は「あなた」一人ではありません。
一人のコーディネーターが、数十人の仕事先を調整しています。

私たち「派遣さん」は、「売れっ子芸能人」ではありません!!
これはどの派遣会社でも、同じことです。

同じ派遣会社を利用すると、「社会保険」も継続されます。

派遣会社を変えると「健康保険」や「年金手続き」のために、役所へ行く必要があります。

同じ派遣会社なら、仕事先が変わっても「社会保険」は継続しますよ

特に手続きは必要ございません

注意!:
どの派遣会社も、最初の数か月は「社会保険」に加入させてくれません。
私の派遣会社は、3か月目から加入できます。

「社会保険」に未加入の間は、役所で「国民健康保険」「国民年金」の手続きが必要です。

同じ派遣会社に依頼すると、新しく履歴書も書く必要がありません。
派遣会社があなたの「職務経歴書」を、作成してくれます。

当社から施設様に、職務経歴書を提出致します

私は「履歴書」を書いたことがありません
文字書きが面倒なんで助かってます!!

派遣会社が施設に提出する「職務経歴書」には、あなたが「以前に勤めた施設名」は書かれていません。
スキル、経験、資格などが記載。

例:
有料老人ホーム2年、特別養護老人ホーム1年経験
介護福祉士保有

あなたが自分で言わない限り、あなたが働いた施設は知られません
安心してください

他の派遣会社を利用する

派遣のベテランさんは、2つ以上の派遣会社に登録していて、「派遣切り」が決まったら直ぐに行動しています。

他の派遣会社にも連絡を入れて、直ぐに求人情報を集めるんですよ

早く行動すれば、空白期間(無職)がなくなりますからね

これは手慣れたベテランだからできることです。

慣れていないうちは、デメリットも大きいです

就職活動が必要になり、時間と手間がかかります。
慣れない人は、ストレスにもなります。

  1. 2つの派遣会社に連絡をとる
  2. 案件を集める
  3. 比較検討する

比較に時間がかかって、いつまでも決められないのは「初心者あるある」です。

特に決断力がない人は、お勧めできません。

仕事を探している人は、「あなた」だけではありません。

もっといい案件があるかも・・

人の欲望って切りがないんですよね

初心者はできるだけ、少ない案件数から選択した方がいいです。

他の派遣会社を利用する場合、
初心者のうちは、一つに絞るべきです。

比較検討していると、迷う時間が長くなります。
決断が遅くなると、その案件が他で決まってしまうかもしれません。

2つ以上の派遣会社を併用するのは、慣れてからの方がいいです
でも「派遣登録」だけはしておいた方が安心ですよ!

派遣登録は「無料」です。
いつでも乗り換えができるように、2つ以上に「派遣登録」だけは、しておいた方が良いです。

派遣契約が終了する

4つめのステップで、派遣契約満了。
退職になります。

私たち「派遣さん」は、特別にすることはありません。

  • 挨拶をしておく
  • 制服・物品(名札など)の返却

挨拶は各自にしっかりとしておき、制服は自宅で洗濯してから返却に出向くと、印象もいいですよ。

もう会うことないから、適当でいいじゃない!

それは間違いです!

今後のことを考えても、キレイに退職しておくとメリットがあります。

▼ 「派遣切り」のパターンを詳しく解説しています

キレイに退職するとまた呼んでもらえる可能性がある

私の経験を紹介します。

きれいに退職すると、また呼んでもらえる可能性が上がります。

私は同じ施設に復帰した経験が2回あります。
つまり同じ施設で3回も、派遣で働きました。

リピートの施設は、直ぐに仕事が決まるし、ストレスが少ないんですよ

  • 空白期間(無職)をスムーズに避けられる
  • 同じ施設の再雇用なら覚えることが少ない
  • 人間関係が分かっている
  • 入居者のことを知っている

メリットが大きいんですよ

仕事が決まらない時の「滑り止め」にもなります。

他の施設で「元・同僚」と出会う可能性がある

あと「派遣」を続けていると、以前一緒に働いた「元・同僚」と出会うことも多いです。

私は関西圏ですが、介護業界って狭いんですよ

私は行く先々で、必ず一人は出会います

面接官が元・同僚だった経験もあります。

大手施設だと系列の施設から「元・同僚」が、転勤でやってくることもあります。

やはり辞める時も、「どこかで一緒になる」と思って行動した方がいいですね

「派遣切りになって、ムカツク!」
「どうせ、辞めるんだから!」

そんな行動・態度をとると、将来「あなたの首を絞める」ことになります。

「あの人、前の施設を辞める時・・・」
こんな噂が広がるかもしれません。

あなたの評価はガタ落ちです。

私は約13年間、派遣で施設を渡り歩きました。
5年目あたりから、「元・同僚」と出会うことが続いています。

「いつか、どこかで会う」と思って行動しましょう

そうか!気をつけよっと

▼ 派遣切りの対策を簡単に紹介しています
こちらも参考にしてください

まとめ / 派遣切りから退職まで

  • 「契約の終了」は派遣会社から連絡がある
  • 「派遣切り後」の予定を決めておく
  • 自分で仕事探しをすると、手間とストレスの連続
  • 派遣会社を利用すると、仕事探しの手間が減る
  • 同じ派遣会社を利用した方が、次の仕事をスムーズに決められる
  • 退職した後、元・同僚と他の施設で出会う可能性がある

派遣切りになっても、介護業界なら仕事先はたくさんあります。
あなたの条件が高くなければ、仕事先はスムーズに決まるはずです。

介護業界は、慢性的な人出不足です

▼ 派遣切りになった後の「対処方法」を7つ紹介しています

先ず、契約終了までに「今後どうするのか?」決めておくべきです。

「派遣切り」の連絡があったら、直ぐに今後の予定を派遣会社に伝えましょう。

もし自分で施設を探すなら、即行動に移さないと時間はありません

「派遣切り」になっても、キレイに施設を去ってください。

「立つ鳥後を濁さず」ですよ

派遣会社を選ぶなら、大手の派遣会社を選んでください
大手の派遣会社は、担当者の行動も早いです。

私は4回も「派遣切り」になりましたが、4回とも直ぐに仕事が決まりました。

大手の派遣会社を選ぶメリットは大きいですよ

介護業界の派遣登録は、どの派遣会社も「無料」です!

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