派遣に興味があるけど不安だな・・・
「派遣切り」になったら困るから・・・
「派遣切り」になったら、どうしたらいいの?
初心者によく聞かれる質問です
私も派遣で仕事を始めるまでは、「派遣は不安だな・・」と思っていました。
時給がいいけど、「派遣切り」で仕事がなくなったら困ると考えていました。
失業するリスクがとても心配でした
結論:
派遣切りになっても、直ぐに行動すれば、無職になることはありません。
派遣切りになる前に、次の予定を決めておくと、仕事はスムーズに決まります。
事前の対策がポイントになります
私は関西に住んでいる、介護歴16年目の男性介護士です。
派遣で働き始めてから、14年になります。
兵庫県・大阪府を拠点にして、「10業態13施設」で働いてきました。
▼ 私の「詳しいプロフィール」は、こちらを参考にしてください
- 派遣切りになる前に、決めておくべき「4つの選択肢」
- 派遣切り後、直ぐに行動するべき「7つの対処方法」
これで仕事がスムーズに決まる!派遣切り後の「対処方法」を7つ教えます
私は4回も介護業界で「派遣切り」になった経験があります。
4回ともスムーズに、次の仕事が決まりました。
直ぐに仕事が決まりましたよ!
派遣切りの継ぎ目を利用して、海外旅行も満喫しました。
ぜんぜん心配なさそう!
▼ 私の4回の「派遣切り」経験を下の記事でまとめています。
「派遣切りの傾向」についても解説しています。
派遣切りの通告の流れ
簡単に「派遣切り」の流れを紹介すると、
- 施設の人事部から派遣会社に連絡
- 派遣会社から私たち「派遣さん」に連絡
「派遣切り」通告は、2つの流れになります。
詳細は前回の記事で紹介しています。
ぜひ、参考にしてください
▼「派遣切りの流れ」を4つのステップに分けて、詳しく解説しています。
「派遣切り」で施設を辞める時に「するべき行動」も紹介しています
ここからは、「派遣切り」を通告されてから、私たち「派遣さん」がすべき行動と対処方法を紹介してゆきます。
派遣切りになる前に「予定を立てておく」
派遣切りになる前に、
「派遣切りになったらどうするのか?」予定を立てておきましょう。
- 派遣を続けるのか?
- どこかで就職するのか?
普段から考えておくと良いですよ
「派遣切り」になった後、無職になることを避ける「最善策」です。
次の仕事を直ぐに見つける「コツ」なんですよ
派遣切り通告後に、直ぐ「次の判断」をすべき
派遣会社から「派遣切り」の連絡を受けたら、直ぐにすべき行動は「次の判断」をすることです。
判断はできる限り早い方がいいです
早く判断・行動できると、次の展開がスムーズで、仕事の空白期間(無職)が避けられますよ。
派遣切りが分かるのは、契約終了の一か月前です。
時間の猶予がありません。
早く次の仕事を決めるために、早く判断しましょう
派遣会社に今後の予定を早めに伝えておく
次の展開を決めたら、派遣会社に予定を伝える必要があります。
派遣切りの連絡があった時、担当者から質問されます。
今後の予定なのですが、いかがされますでしょうか?
契約終了後に「どうしたいのか?」「どうするつもりなのか?」
あなたの希望・予定を伝えなければいけません。
お互いのために、早く返事しましょう
私たち「派遣さん」の選択肢は4つです。
- 派遣で働いている施設にそのまま就職
- 自分で仕事を探す
- 他の派遣会社に仕事の依頼をする
- 次も同じ派遣会社に仕事を依頼する
派遣切りになったら、4つの中から「どれにするのか?」早く決めてください
派遣切り後の4つの選択肢と対処方法
それぞれ「4つの選択肢」と「対処方法」を解説してゆきます。
あなたが派遣切りになった時の参考にしてくださいね。
▼ 派遣切りになるタイミングを事前に知っておきたい「あなた」は、下の記事を読んでください
「派遣切りになるパターン」「派遣切りになるタイミング」について、詳しく解説しています。
「紹介派遣」を利用して、そのまま施設で就職する
「この施設がいいな~」
そう思ったら、そのまま就職できる可能性があります。
派遣会社が施設に交渉してくれます
派遣制度には「紹介派遣」という制度があります。
紹介派遣:
就職を前提とした「お見合い」制度。
期間を決めて、お試しで働いてみます。
もしお互いが気に入れば、派遣会社の仲介で就職できます。
施設は派遣会社に「紹介料」を支払うことになる
この「紹介派遣制度」を利用して、働いている施設に就職する方法があります。
- 新しく仕事を覚えなくてもいい
- 人間関係をリセットしなくてもいい
- 仕事探しの手間がない
今派遣で働いている施設で、就職するとメリットは多いです。
対処方法 / 派遣会社を通して就職条件を決める
「紹介派遣」制度は、派遣会社を通して就職することです。
注意!
絶対に自分で、直接施設に「就職の意志」を伝えてはいけません!!
「就職の意志」は派遣会社を通して伝えてください。
私たち「派遣さん」のメリットは、派遣会社のサポートが受けられることです。
自分で直接交渉すると、あなたの思っていなかった条件になるかもです。
- 給与
- 転勤
- 交通費
- その他
条件は施設側の基準でが決定します。
わあ、こんなん嫌や!
そう思っても、「就職の意志」を伝えてから、あなたに「就職を断わる勇気」はないはずです。
いまさら・・
そんなこと、周りから思われたくないですよね?
今さら、皆の手前断りにくい・・
だから絶対に、上司・同僚に「就職の意志」を漏らしてはいけません。
介護派遣あるあるですよ
▼ 派遣会社を通さずに失敗する例を、下の記事の「今働いている施設で就職する」の欄で詳しく解説しています
自分で仕事先を探す
求人誌やインターネットの介護求人は、普段からチャックしておきましょう。
慌てて探すのは、失敗のもとです
介護求人は時期により、多少の「浮き沈み」があります。
- 子供が進級する「4月前後」は、パートさんが確保しやすい
- 「4月」に新卒の福祉系学生が就職する
以上のことは頭に入れておくべきです。
インターネットで求人を、普段から比較しておくことは大切な行動です。
対処方法 / 多くの案件を比較してはいけない
自分で施設を探すデメリットとして、「案件が多くて迷いやすい!」ことが挙げられます。
結構時間をとられて、いつまでも決められない
あなたは決断力がありますか?
決断力のない人は、迷う時間が長くなるばかりです。
いつまで経っても「どこに応募するのか決められない!」
こんなことが起こります。
「派遣切り」の通告から、契約終了まで一か月しかありませんよ!
時間がないことを頭にいれてくださいね
求人誌やインターネットの介護求人は、雇用条件の説明がかなり省略されていて、当てになりません。
これも自分で施設を探すデメリットです
求人が出っぱなしの案件は注意です!
普段からインターネット求人のチャックを繰り返しておくと、求人がいつも掲載されている施設が分かります。
私は派遣を約13年続けてきました。
自分で仕事を探すリスクは、かなり高いと痛感してます。
私は今後も求人誌を頼って、仕事先を探すことは絶対にないです
他の派遣会社に求人を尋ねる
自分で仕事先を探す場合、2つ以上の派遣会社に登録して、求人情報を集めるベテランも多いです。
- 選択肢を多くしたい
- 条件を重視したい
こんな方にはお勧めの方法です。
しかし、ベテランだからできることです。
初心者にはお勧めできません。
注意!!
求人情報は、あくまで「登録済みの介護士」にしか教えてもらえません!
事前に「派遣登録」を済ませておく必要があります。
対処方法 / 他の派遣会社を利用するなら一社に絞る
「自分で施設を探す」時の対処方法で説明したように、案件が多くなると「迷う時間」が長くなります。
あと2つの派遣会社に連絡して、案件を集めるのに時間がかかります。
初心者だと契約終了までに、仕事を決められないかもです
初心者のうちは、2つの派遣会社から案件を集めて、比較するのは避けた方が良いです。
一つの派遣会社に絞ってください
他の派遣会社を利用すると「社会保険の切り替え」が必要
先ず、社会保険の切り替えが面倒です。
同じ派遣会社なら、社会保険も継続されます。
つまり「健康保険証」はそのまま持っておいていいんです。
年金も「国民年金」への切り替えをしなくて大丈夫です。
こんなことに時間と手間は使いたくないですよね
引き続き当社をご利用していただければ、社会保険は全て継続されます
他の派遣会社を利用すると「実務証明」の請求が増える
あなたが「介護福祉士」など、介護資格の受験をする場合には、「実務経験の証明」が必要です。
資格取得に必要な「実務証明」を、各社に請求しなければなりません。
同じ派遣会社なら、1社に請求するだけで済みます。
私はずーと同じ派遣会社にお願いしているので、こんな手間がありませんでした
同じ派遣会社に仕事を依頼する
同じ派遣会社から求人を受けるのは、一番おすすめな方法です。
自分から行動を起こす必要がないので、時間と手間を取られません。
- 紹介された案件に返事をする
- 施設の面接を受ける
これぐらいしか、することがありません。
家事に時間をとられる主婦だと、ストレスも小さいです。
特に初心者にはお勧めの方法です!!
同じ派遣会社から、「また仕事を紹介してもらいたい!」
そんなあなたには、覚えておいて欲しいことがあります
私からアドバイスしておきます。
対処方法 / 他の派遣会社を考えていないことを伝える
「御社だけを予定しています!」
他の派遣会社を利用しないことを、伝えておくと良いです
天秤にかけられると不安で、派遣会社は良い案件を紹介しにくいです。
いつまでも返答がないんで・・・
こんな派遣さんは困ります
他の派遣会社を利用しないと分かっていたら、派遣会社の行動も早くなります。
お互いにメリットありです
同じ派遣会社を利用する時の注意点
同じ派遣会社から、また仕事を紹介してもらう時の注意点を紹介します。
クレームを受けた派遣社員は紹介してもらえないと覚悟する
施設からのクレームで「派遣切り」された場合は、次の仕事を紹介してもらえません。
お客様からクレーム返品された商品を、別のお客様に売るお店なんてありませんよね。
どんなビジネスでも同じです
派遣社員は売れっ子芸能人ではない
派遣会社と上手く付き合っておくべきです。
私たち「派遣さん」は、芸能人ではありません。
私はムリ難題や細かい要望を言う「派遣さん」も何人か見てきました。
- 「あれ嫌!」
- 「これ嫌!」
- 「もっと何々して!」
あなたが派遣会社のコーディネーターなら、こんな人と今後も付き合いたいと考えるでしょうか?
「施設でトラブルを起こすかも・・」
「施設からクレームになりそうだな・・」
私なら個人的な要望ばかり主張する人には、不安を感じます
- 施設からのクレームがない
- 返答・対応が早い
- 多少の無理は聞いてくれる
世間には「施し返し」ってのがあります。
普段から派遣会社の立場・都合を尊重しておけば、良い案件がでた時には「施し返し」で、優先的に声がかかるかも知れません。
「売れっ子芸能人」と勘違いしている介護士に優良案件を紹介して、施設からクレームをだされたら困りますよね。
私なら優良案件を紹介しません
あなたも同じ考えのはずです
派遣会社の営業スタッフを「芸能人のマネージャー」と、勘違いしないよう心掛けてください。
仕事上の身の回りの世話を、「何でもしてくれる人」と勘違いしてはいけません。
あなたは「売れっ子芸能人」ではありませんよ
同じ派遣会社を利用しない人には、リスク回避のために、公的なセーフティーネットを調べることをお勧めします。
同じ派遣会社を利用しない時の注意点
公的セーフティーネットを調べておく
- 自分で仕事を探す
- 他の派遣会社に仕事を依頼する
以上のケースは、仕事の空白期間(無職)ができる可能性があります。
契約終了まで時間がありませんからね
事前に公的な「セーフティーネット」を調べておくべきです。
国や自治体には生活を支えてくれる「セーフティーネット」が用意されています。
残念ですが、公的なセーフティーネットは全て「申告制度」です。
自分から行動しないと、役所から「これはいかがでしょうか?」と勧めてはくれません。
主な公的なセーフティーネットを紹介しておくと
- 失業保険
- 生活困窮者自立支援制度
- 住宅確保給付金
- 生活保護
- 公共料金の支払い猶予
- 税金の支払い猶予
- 生活福祉資金貸付事業
たくさんのセーフティーネットがありますよね。
でも全部が申告制度なんです。
失業保険は、「自己都合」「会社都合」で支給条件が違います。
ほとんどは「自己都合」扱いになりますが、「派遣切り」の場合は「会社都合」になることもあります。
判断は「ハローワーク」が行います。
こういうことを事前に知っておいて、直ぐに行動するかで、収入が全然違ってきます。
普段からチェックしておくべきです
これは正社員にも同じことが言えます!
「派遣切りの通告」を受けたら、直ぐに行動すべきです。
事前に調べておくと良いでしょう。
まとめ / 派遣切り通告後の対処方法7つ
- 派遣切りになる前に、今後どうするのか決めておく
- 派遣切り通告があったら、直ぐに今後の予定を派遣会社に伝える
- そのまま施設に就職するなら、派遣会社を通して「就職条件」を決める
- 初心者は多くの案件を比較しない方が良い
- 派遣会社を変えるなら一社に絞る
- 同じ派遣会社を利用するなら、他の派遣会社を利用しないことを伝えておく
- 公的なセーフティーネットを調べておく
派遣切りを通告されたら、私たち「派遣さん」の選択肢は4つです。
「そのまま就職する」
「自分で施設を探す」
「他の派遣会社に依頼」
「同じ派遣会社に依頼」
派遣切りなんて心配ありません。
派遣切りになっても、派遣会社を利用する限り、仕事は必ず見つかります。
介護業界の派遣さんは、製造業の派遣さんとは、業界事情が全然違います。
介護業界は、永遠の人手不足!
▼ 介護業界と他業種の「派遣の違い」を詳しく解説しています
私は同じ派遣会社で、約13年も介護の仕事を続けています。
かなりスムーズで、仕事探しのストレスもなかったです。
介護業界で仕事を続けたいなら、一度は派遣で働いてみるべきです
これも一つの経験ですよ
派遣で「介護の仕事」をしたことがないから不安・・
今の派遣会社以外にも選択肢が欲しいなあ
そんな「あなた」には、私の派遣会社がお勧めです。
派遣会社に派遣登録しておいて、ストレスの少ない仕事探しをしましょう。
派遣登録は「無料」です