スムーズに施設を辞めたい介護士は必見!
- 退職しやすいタイミングってあるのかな?
- 施設長の引き止めが不安
- 引き止めを断るってストレスになりそう
あなたはいつ退職したらいいのか、迷っていませんか?
私は退職希望を告げてから、退職するまでに4か月もかかりました。
施設長の引き止めがあったからです
スキルアップを退職理由にしたら、他業態への「転勤」を提案されました。
(グループホーム → 有料老人ホーム)
退職希望を告げた時期も良くありませんでした。
当時の私に今の知恵があれば、スムーズに退職できたはずです
「知っているのと、知らないのでは」大きな差があります
私は2007年から介護士をしています。
2009年からは派遣一筋で働いているので、13施設を経験できました。
40代の男性ということもあり、たくさんの施設長たちと話をする機会に恵まれました。
この記事では、施設を「退職しにくい時期」と「退職しやすい時期」を紹介しています
あなたが退職する時の参考にしてください
- 施設長たちから聞いてきた話
- 私が見てきた同僚たちの経験
以上を元に記事を書いています
介護士の退職 / 施設長の引き止めにあいにくいタイミング
介護士には「辞めやすい時期」と「辞めにくい時期」があります。
施設長の引き止めにあうかがポイントなんです
スムーズに「退職するコツ」は下の記事にまとめています
退職希望を伝える前に覚悟しておきたいこと
経験者のあなたは、施設をなかなか退職できないはずです
- 求人の成果に期待できない
- シフトが組みにくい
- 介護報酬に影響する
仕事に慣れたあなたには、現場に残って欲しいんです
経験者のあなたを引き止めるのが、管理職(施設長・主任)の仕事だと覚悟ください
施設長や主任の引き止めを覚悟する
経験者を簡単に退職させることはありません
求人広告をだしても、「電話すら鳴らない!」のは介護業界あるあるです
施設長たちから「こんなボヤキ」をたくさん聞いてきました。
応募があるか分からない「求人広告」より、あなたを引き止めた方が効率が良いんです。
「求人広告」はお金がかかるが、あなたを引き止めるのは「無料」です
私は派遣で働いているので、施設長からの引き止めがありません
私の派遣会社が、退職の対応を全てしてくれるからです
退職願いで悩みたくない人は、一度派遣で働いてみるとストレスが少ないです
同僚に先を越されてしまうことがある
スムーズな退職の条件は、同僚に先を越されないことです
同じ部署(ユニット・フロア)から、同時に2人以上退職されるとシフトが組めません
同僚に先を越されないために、退職の希望を周りに言ってはいけません
あなたは思い通りに退職できない
同僚に先を越されないのは、スムーズな退職の絶対条件です
こんなことを想定しておきましょう
- 同僚に先を越された
- 施設長・主任の引き止めにあう
- 対案を出されて、退職を引き延ばしにされる
介護士が退職しにくい月がある
介護業界には「退職しにくい時期」があります
施設長の引き止めが強くなります
あなたは思い通りに辞められませんよ
退職の競争が激しい時期はボーナス支給後
介護士が退職したいと考えるのは、ボーナス支給後です
もらえる物はしっかりともらって退職したい
皆、同じことを考えます
ボーナスは額が大きいですからね
前述したように、2人以上同時に退職を希望されても、「はい、どうぞ」とはなりません
管理職の抵抗は覚悟してください
あなたのストレスになるのは間違いありません
競争が激しい時期を選ぶなら早く行動したい
ボーナスをもらって辞めたいなら、同僚より早く退職を伝えてください
施設長たちから聞いてきた話:
退職は早い者勝ち!
一度退職を認めたのに「○○さんも退職願いしたので、やっぱり我慢してくれない」なんてことは言えません
ボーナス支給後を狙うなら、早く行動しないと退職は厳しいです
あと計画的に行動することもポイントです
介護士が退職しやすい月がある
法人にもよりますが、比較的退職しやすいのは「5月」「6月」です
4月はこんな特徴があるからです
- パートさんが集まりやすい
- 新卒の学生が入社する
- 子供の進級でお金が必要になった
- 子供が学校に通うようになって時間ができた
パートさんの募集が期待できるのは「4月」です
「新卒の新人」「パートさん」が、一人立ちするのは「5月」「6月」なんです
退職希望者は「ボーナスをもらってから辞めたい」と考えるのもポイントです
ボーナス支給前は、退職の競争が少ないですよ
こんなことが条件になります
- 子育て世代が多い立地
- 新卒採用する法人
スムーズな退職には退職理由もポイント
あなたが「退職理由」を選び間違うと、対案を出されて「先延ばしの罠」にはまります
例:
- 人間関係を退職理由にすると、部署替えを提案される
- 育児を退職理由にすると、「時短」「夜勤なし」を提案される
- 仕事の忙しさを退職理由にすると、「求人をだすから、それまで待って」とお願いされる
私はこんな「引き止め・先延ばし」をたくさん見てきました
施設長レベルでは「実現できない理由」が、あなたにはおすすめです
退職時期で転職が不利になることはない
介護士の求人が少ない時期はありません
介護士は1年中「人手不足」です
あなたが何月に退職しても、転職活動に影響されることがありません
特に「福祉法人」「医療法人」は、人を多めに確保したいと考えています。
私は13年以上、派遣で介護士をしています。
「福祉法人」「医療法人」は派遣スタッフに対して、こんなことを考えています
- また誰か辞めるかもしれない
- どりあえず、雇っておこう
だから人が充足しても、なかなか派遣切りになりません。
転職時期で、あなたの転職活動への影響はありません
まとめ / 介護士が退職しにくい時期
- ボーナス支給後は退職希望者が多く、退職しにくい
- 「7月」「8月」「12月」は、施設長の引き止めにあいやすい
- 同僚より早く退職を伝えないと、退職を引き止められる可能性が高い
- 新人が一人立ちする「5月」「6月」は、退職しやすい傾向がある
- ボーナス支給前は、退職希望者の競合が少ない
- 退職時期で転職が不利になることはない
あなたは転職に不安がありませんか?
- ベテランの厳しいチェック
- 鬼ナースの無視
- 入居者との相性
- モンスターファミリー
次の施設で人間関係が悪化しても、あなたは直ぐには退職できません
あなたにおすすめしたいのは「体験入社」です