- 派遣に登録しても、求人数が少ないと心配・・
- コロナで人が増えて、派遣の需要は減ってるよね?
- 派遣なんてやっても、将来が不安で・・
よく聞かれる話です
結論:
コロナ感染拡大で他業種からの流入は増えましたが、派遣の需要は減っていません。
「介護士さんを紹介して欲しい」と、派遣会社からの依頼メールが絶えません。
求人が多くて、派遣さんが足りておりません
ぜひ、ご登録お願いします!
私は関西に住んでいる、介護歴16年目の男性介護士です。
派遣で働き始めてから、14年になります。
兵庫県・大阪府を拠点にして、「10業態13施設」で働いてきました。
▼ 私の「詳しいプロフィール」は、こちらを参考にしてください
介護業界と他業種の比較 / コロナ終息後の派遣スタッフの求人数
介護業界の派遣は、他業種の派遣とは「扱い」「立場」に違いがあります。
介護業界は経済状況に、左右されません。
介護業界の「派遣切りの現状」を解説しながら、派遣スタッフはコロナ終息後も「仕事の心配がない根拠」を紹介します。
その前に先ず、介護士の派遣が「他業種と違う点」から紹介してゆきます。
介護業界 / 派遣の現状
介護業界は他業種より派遣の立場が良い
製造業を例にとって、介護の派遣と比較してみましょう。
製造業と介護業界は、全然違うんですよ
製造業では「派遣さん」は、切り捨てできる「便利な存在」です。
「人手が欲しい時期だけ、来てくれればいい」
そんな存在でしかありません。
例えばこんな時期だけ欲しいわけです。
- 新製品の販売が好調だ!
- 需要が急激に高まった!
製造業からすると、生産量を落とすわけにはゆきません。
- 酷暑の「クーラー」
- デジタル移行した時の「テレビ」
- コロナ第一波の「マスク」
企業からすると、人件費を上乗せしてでも儲けたい時です。
売れ行きのピークが過ぎた時、
「もういらないので解雇や!」
社員を簡単に解雇できません!
派遣なら簡単に人員整理できます!
社員を解雇すると、訴訟を起こされるかもしれません。
でも派遣社員なら契約更新をしなければ、法律的にも問題なしです。
- 繁忙期
- 会社の業績
- 世間の経済状況
製造業の「派遣さん」は以上3つの要素に左右されます。
しかし介護業界の「派遣さん」は安心です。
世間の経済状況に、左右されることはありません。
2021年も派遣の求人数は多いまま
介護業界では、どこの施設も人材確保は厳しいままです。
求人掲載しても、応募すらないことがあります。
コロナ禍は、ちょっとマシでしたが・・・
応募がありませんわ
特に「資格保有者」は、求人がかなり多いです。
高齢者施設は、「介護福祉士の人数」で介護報酬が変わります。
つまり「介護福祉士」をたくさん確保しないと、売り上げが少なく経営が厳しくなります。
「介護福祉士」「社会福祉士」の需要は、ますます高くなる一方です
ご安心して派遣登録してください
2021年、コロナ禍の介護業界の現状を紹介します。
介護業界の現状
パートさんが減少している
あなたの施設には、子供が学校に行っている間だけ、パートをする介護士さんがいませんか?
短時間パートさんがいて、結構助かっています
コロナ「第一波」の頃、家庭内感染を避けるために、退職するパートさんが増えました。
施設のパートさんは、かなりの戦力です。
- 見守りパート
- 入浴専門パート
- 洗濯・清掃スタッフ
フルタイム勤務以外でも、かなり助かっていますよね?
住宅型有料老人ホームだと、短時間勤務で出勤してくれる「パートさん」は助かります。
訪問介護専門スタッフとして、訪問スケジュールを埋めてくれる「貴重な存在」なんですよね。
結局パートさんが減ると、社員の休みが削られます。
そして施設長やケアマネの現場勤務が、増えることになります。
施設長なのに、現場に入ることが増えましたわ
パートさんがいないと雑用にも追われます
介助と両立が厳しい・・
またヒヤリハット・・事故報・・
他のサービス業からの流入が増えた
コロナ感染拡大で、飲食・販売などサービス業の業績が悪化しました。
よって介護業界への流入も増えていました。
未経験の人が一杯来ました
テレビ番組でも、飲食店勤務から介護業界に転職した人が、よく紹介されていました。
未経験者が増えて社員の負担が増している
OJT(新人の現場研修)に時間をとられて、社員の負担が増えました。
未経験者は一人立ちするまでに、時間と手間がかかります。
しかも感染症対策で消毒業務など、社員の業務自体も増えています。
- 入居者同士の距離を取る
- 時間差をつくる
感染症対策は衛生面だけではありません。
ただでさえ忙しいのに、メチャクチャ面倒になりました
経験者の退職も増え、夜勤者が不足している施設も増えました。
未経験者の将来は見通しが立たない
介護スタッフが増えることは、喜ばしいことです。
しかし未経験者は、いつまで続けてくれるのか、見通しが立ちません。
コロナが収束すると、元の業界へ復帰する可能性が高いです。
そう言えば、続けてくれそうにないなあ・・
2021年の介護業界の現状は
「未経験者は増えたが、経験者(資格所有者)の求人は多いまま」です。
どなたかご紹介いただけませんか?
当社では求人が多くて、人が足りません
私たち「派遣さん」にとっては、派遣切りがあっても安心な状況が続いています。
派遣切りの現状
介護業界も派遣切りは相変わらずある
施設が求めていた人材でなければ、私たち「派遣さん」は「派遣切り」されます。
今も変わりはありません。
あなたが資格を持っていても、必要なスキル・振る舞いが必要です。
逆に言うと、施設が必要としている行動を、あなたが施設に提供できれば大丈夫です。
▼ 派遣切りについて、下の記事で解説しています
介護業界は派遣切りされても「受け皿」は多い
私は13年派遣を続けていますが、一度も困ったことはありません。
介護業界の「派遣さん」は、常態化している求人の多さに支えられています。
私は2007年に介護業界に入りました。
当時はまだ「就職氷河期」でした。
どの業界も求人が少なく、就職が厳しかった時代でした
でも介護業界は、人手不足で求人が絶えませんでした。
私は40歳の未経験者でしたが、かんたんに採用してもらえました。
今後もこの傾向は変わらないと断言できます!
介護業界は製造業とは、求人状況が全然違います
▼ 派遣切りの将来について解説しています
まとめ / 派遣切りの現状
- 他業種からの流入が増えた
- 未経験者が増えることで社員の負担が増している
- 派遣介護士の求人は多いまま
- 派遣切りされても受け皿が多い
▼ 「派遣のシステム」を下の記事で紹介しています
コロナ感染拡大で失業者が増えて、介護業界への流入も増えました。
これは一時的な現象でしかありません。
コロナの影響で他業種から来てくれたスタッフが、介護業界で仕事を続けるとは考えにくいです
- 仕事のプレッシャー
- 体力の消耗
- 賃金の安さ
- モンスター家族のクレーム対応
介護業界を辞める理由は、たくさんあります。
介護業界で頑張り続けるぞ!
そんな人は少ないのが想像できますよね?
私も同感です
コロナ感染のピーク時でも、派遣会社から「誰か紹介してください!」と依頼が絶えませんでした。
コロナ感染爆発で失業者が増えても、介護業界の派遣求人はかなり多かったです。
これから先も、派遣求人の多さは絶対に変わらないはずです。
介護業界で派遣をするなら、求人数の不安ありませんよ