▼ あなたが感じている不満
- 給料が上がればいいのに
- 精神的に仕事がキツイ
- こんなに働いて「たったこれだけ?」
- どうやったら給料が上がるんだろう
- ずっとこんな状態が続くのかな
私も10年前は同じことを、毎日考えていました
介護士の年収は、他業種と比較して「低賃金」です。
世間から「必要な仕事」と評価されていても、評価が給料に反映されることがありません。
評価と収入のギャップが大きいですよね
私が介護業界に入ったのは2007年でした。
私の初年度の年収は、たったの「203万円」
今は当時の203万円より、160万円も年収を上乗せできました。
今は介護業界の「年収」は、全体的に増えています
でも「精神的な負担「肉体的な負担」に見合っていません
あなたも同じことを感じていますよね
2007年から介護業界で働いて、収入を増やした私が「収入を上げる方法」を紹介します。
今まで一緒に働いてきた「同僚たち」の経験談も、記事作成に取り込んでいます
あなたも行動を起こして、「自分の年収」を上げてみてください
じっとしていても、誰も「あなたの年収」を上げてはくれません
介護業界で「あなたの年収」を増やす方法を伝授
あわせて「確率が高い方法」も紹介しています
私は関西に住んでいる、介護歴16年目の男性介護士です。
派遣で働き始めてから、14年になります。
兵庫県・大阪府を拠点にして、「10業態13施設」で働いてきました。
▼ 私の「詳しいプロフィール」は、こちらを参考にしてください
介護士の給料を上げる方法7選
介護士の給料が上がらない理由
介護士の給料が上がらないのは、理由があります
介護業界のシステムが変わらないと、私たちの給料は上がりません。
介護士の給料は、介護報酬に左右されている
介護施設の売り上げは「介護報酬」で決められています
公的なサービスなので、大きく儲からないシステムになっている
「企業努力」で業績を伸ばすことができないんです
介護業界は「売り上げの上限」を、国が介護報酬で調整しています
介護施設は「利用者の数」に限度があります
介護施設は、満床になっても簡単には居室を増やせません。
売り上げを伸ばすなら「平均介護度」を上げるしかありません
でも微増ですわ
その程度の売り上げアップでは、給料に反映されません
売り上げを伸ばす方法は限られている
売り上げを増やすには、施設数を増やす以外に方法はない
施設数を増やしても、人員不足で思うようにはゆきません
▼ 利益を上げる王道路線
- 人件費を抑える
- 物品購入費を抑える
介護士の給料を押さえるのが、利益を生む近道
いつまで経っても、給料は上がりません
政府の補助金が増えても給料アップの保証はない
2022年2月から9月までの間、政府は介護を対象に「月額9,000円アップ」を目標にしています
政府が「給与アップ」を目標に補助金を出してくれます
▼ ここが問題!
- 補助金の交付は事業所に交付される
- 補助金は直接「介護士」に渡さない
補助金をどう使うかは、事業所の裁量によるんです
補助金の使い道は義務化されてないんです
補助金が交付されても、介護士への還元を義務化していません
給料が上がる保証はありませんよね!
介護士の給料を上げる方法は自分が行動すること
自分で行動して給料を上げるしかありません
誰も「あなたの給料」を上げてくれませんよ!
- 施設の努力ではどうしようもない
- 他人依存では何も変わらない
あなた自身が行動するべきです
もう転職でもしようかな?!
▼ 「体験入社」利用は失敗のリスクが少ないです
リセットが簡単なお勧めの方法です
15年間、介護業界を経験して分かった「収入を上げる方法」を7つ紹介してゆきます
参考にしてみてください
給料を上げる方法1 / 業態を変える
▼ 介護業界で給料が安い業態
- デイサービス
- グループホーム
- グループホームは、ユニット「最大9名」までの規制あり
- デイサービスは、利用者の数が不安定
売り上げが小さく不安定なので、給与ベースが低いです
▼ 運営母体でも収入に差がでる
福祉法人は、給与ベースが高い傾向あり
株式会社は、人件費を押さえがちです
あなたの法人が別業態も運営しているなら、働く業態を変えるのも選択肢です。
給料を上げる方法2 / 資格を取る
▼ 収入に反映しやすい資格
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- ケアマネ
資格手当が期待できます
業界にいる限りは、いつまでも受け取れる可能性が高い
継続性があります
- 勉強に時間をとられる
- 自由な時間が減る
- 年に一度しかチャンスがない
- ハードルが高い
こんなリスクもありますが、メリットが断然大きい
私の経験談:
「介護福祉士」資格を取って、翌年の年収が20万円上がりました
給料を上げる方法3 / 働き方をカスタマイズする
働き方を少し変えると、収入を増やすことができます。
一番効果的なのは、「夜勤手当」です。
夜勤手当は確実に収入が増えせる
「夜勤手当」での収入アップは、確実性と再現性があります。
パートさんが多い職場なら期待大
- 夜勤専門の人がいない
- パートさんの数が多い
こんな部署に異動すると、夜勤の回数が増やせます
残業手当は当てにならない
残業手当での収入アップは期待できません
▼ 介護業界の残業
- サービス残業が当たり前
- 主任の承認が必要
どの施設も「残業手当」って承認されにくい
給料を上げる方法4 / 主任を目指す
「主任」になれば役職手当がつきます。
「主任」のポジションは少ないですが、退職や異動でチャンスはいつかやってきます
役職手当での収入アップはお勧めしません
デメリットが多すぎるからです
▼ 主任になるデメリット
- 精神的な負担が増える
- 家族対応の矢面に立つ
- 雑務が増える
- 職員の不平不満に振り回される
- 体力的な負担が増える
- サービス残業が増える
- 休みが減る
- 急な欠勤の補充で出勤
気にしたい「主任のデメリット」は、年収が上がる保証はないことです
主任になって夜勤が減るのは「介護業界あるある」です
施設長から「日勤を増やすように!」と必ず依頼されます。
「日勤が増えて夜勤が減る」
全体的に収入が下がってしまうんです
主任をしている人が、他の施設で「派遣就労」(夜勤専門)するのを数回見てきました。
施設に内緒でのアルバイトです
主任は自分が「勤務シフト」を作るので、調整が簡単なんです
給料を上げる方法5 / 退職せずに我慢を続ける
同じ職場で働き続ければ、必ず給料は上がり続けます
勤続年数を伸ばすのは、確実に収入を増やす方法
ただ、勤続年数による「給与アップ」は、年間ベースで微増です。
年収で1~5万円程度しかありません
給料を上げる方法6 / 転職する
収入を上げるには一番効果的な方法です
大きく収入を上げるチャンスがあります
私は2つめの施設に移って、年収が約40万円上がりました
▼ あなたが転職を選ばない理由
- 転職活動に時間を取れらる
- 手間がかかる
- 退職を言いだすキッカケが厳しい
- 今の条件より悪化する可能性もある
- 人間関係を一から作り直す
- 新人として出直す
どうしてもリスクが気になる
あなたが選ぶ転職方法で、手間や失敗の確率が大きく変わります
求人誌やネット検索での「転職活動」はお勧めできません
実際に働いてみないと分からないからです
転職のリスクを避ける方法がある
介護業界には「体験入社」制度があります。
期間を決めて働いてみて、「自分に合わないな」と感じたら就職を断れる制度です。
「紹介派遣」制度と呼ばれています
給料を上げる方法7 / 派遣制度を利用する
- 一般派遣
- 紹介派遣(体験入社)
派遣には2種類の働き方があります
私の派遣会社は両方扱っています
夜勤専門で働くと、収入はかなり大きくなります
派遣だと「副業」も併用できます
収入を上げるチャンスがあります
▼ 収入以外のメリット
- 好みの施設に出会うまで、転職を繰り返せる
- リセットができる
- 退職がしやすい
- 自分で退職を言いだす必要なし
- 経歴に傷がつかない
- プライベートの時間が増える
一般派遣で働いてみて、紹介派遣への切り替えるのも「失敗が少ない方法」です
実際に働いてみないと、本当の姿が分かりませんからね
▼ 派遣で働く手順
まとめ / 介護士が給料を上げる方法
- 自分から行動しないと収入は上がらない
- 働く業態を変えるだけでも収入が上がる
- 資格を取っておく
- 夜勤が増えるように努力する
- 主任(役職)を目指す
- 同じ職場で働き続ける
- 収入の良い職場へ転職する
- 派遣制度を利用して他の施設へ潜り込む
ただじっとしているだけでは、あなたの収入は上がりません。
勤続年数が伸びても、収入はほとんど変わりません
働く環境を変えて、自分自身も変えてみてください
派遣で働けば「休み」を増やすことも可能です