- 派遣で介護職を続けたい!
- 派遣を始めるなら、どんな施設がお勧めなの?
- 「派遣切り」にならない施設はあるの?
私はよくこんな質問を受けます
できれば失敗したくないから、慎重に選びたいんです
- ローンのある人
- 子育て世代
- 中高年
こんな人は「派遣切り」にならない施設を選ぶべきです。
でも「派遣切り」にならない施設なんて、あるのかな?
私の「派遣切り」経験を元に紹介しますね
結論:
「派遣切り」になりにくい施設はあります。
「派遣切り」を避けたいなら、「福祉法人」か「医療法人」を選んでください
株式会社運営の施設は、避ける方が良いです。
▼ 「派遣ってどんな仕組みなの?」「派遣って今、どんな感じ?」
素朴な疑問を「下の記事」で解説しています
派遣の初心者にお勧めの記事です
私は関西に住んでいる、介護歴16年目の男性介護士です。
派遣で働き始めてから、14年になります。
兵庫県・大阪府を拠点にして、「10業態13施設」で働いてきました。
▼ 私の「詳しいプロフィール」は、こちらを参考にしてください
▼ 派遣で働く前に「しておきたい行動」を紹介しています
- 派遣切りになりにくい施設
- 「福祉法人」や「医療法人」が、「派遣さん」に優しい理由
- 株式会社が「派遣さん」にシビアな理由
派遣切りを避けたいなら「福祉法人」「医療法人」を選べ
結論を先に述べると、「福祉法人」「医療法人」は派遣切りになりにくいです。
株式会社運営の「有料老人ホーム」は派遣切りの可能性が高いです。
この記事では
「福祉法人」「医療法人」を選べば、派遣切りをされにくい理由を紹介しています。
私の派遣切り経験と、いろんな施設長から聞いてきた話を元にしています。
「福祉法人」「医療法人」は派遣社員に優しく、派遣切りが少ない
介護業界は、慢性的な人手不足です。
私が介護業界に入った2007年は、就職の厳しい時代でした。
求人がとても少ない時代でした
人が余っていた時代です。
それでも介護業界は、人が集まりませんでした。
今はどの業界も人手不足で、人材獲得競争はかなり激しいです。
人材は取り合いで、介護業界でも「外国人労働者」の採用が行われています。
今は2007年より、求人はもっと厳しいです
「福祉法人」「医療法人」が派遣社員に優しいのは、
「就職氷河期ですら、人が集まらなかった」
そんな苦い経験があるからです。
今はもっと求人状況が厳しいんですわ
- 折角、来てくれたんだから・・
- また人手不足になった時のために、とりあえず・・
- 完璧な人はいないから・・
- 今の部署で合わなくても、別の部署なら合うかも・・
私は「福祉法人」「医療法人」の施設長から、こんな話をたくさん聞いてきました。
少し多めに人を確保しておきたいんですわ
「福祉法人」「医療法人」は、この先のことも考えて契約継続してくれます。
今は派遣会社も、なかなか人が確保できないのが現状です。
- 施設さんからオーダーはいただくんですが、派遣さんが集まらないんです
- どなたか紹介してもらえませんか
派遣会社の担当者から、よく頼まれています。
派遣会社でも、介護部門は人手不足です。
「福祉法人」「医療法人」は、もっと人手不足が顕著。
- 時間厳守
- 身だしなみ
- 指示に従える
当たり前のことができていれば、「福祉法人」「医療法人」は、「派遣切り」になる可能性がかなり低いです。
注目!:
「福祉法人」「医療法人」でも、派遣切りはあります!
派遣切りになる可能性が低いだけです。
- 指示に従えない
- 社員さんとの相性が悪い
- 入居者との相性が合わない
こんな人が派遣切りされるパターンをみてきました。
株式会社は経費にシビアで「派遣きり」がある
株式会社運営の「有料老人ホーム」は、派遣切りを覚悟しましょう。
私は4回も「派遣切り」を経験しました。
全て株式会社運営の「有料老人ホーム」でした。
私の「派遣切り経験」をまとめています
参考になるはずです
経験談:
私が初めて「株式会社運営の有料老人ホーム」へ見学に行った時、派遣会社の担当者に言われました。
株式会社は経営にシビアで、契約終了を頭に入れておいてください
とのことでした。
私の派遣会社は事前に「株式会社の運営施設」について忠告してくれました
それでは株式会社が「派遣切り」をする理由を紹介します。
あまり知られていない「リアルな理由」も書いています
株式会社運営の大手施設は、本部が人事権を握っている
施設長や介護現場には、人事権がありません。
本部には、要望を上げることしかできません。
施設長から「契約継続の要望」を上げてもらったが、要望が通らす「派遣切り」になった経験があります
本部の人事部は「紙上の数字」で、人員配置を調整しています。
- 新卒者が一人立ちした
- 求人で人が入った
本部は人数が予定に達したから、「もう派遣はいらんよな」となるですわ
こんな感じになります。
本部は人数(数字)しか見てないんですわ
- スキルが低い
- まだ戦力になるかも分からない
そんなことには関心がありません。
株式会社の本部は、現場の事情よりも「経費優先」なんです。
もちろん、「福祉法人」「医療法人」も人件費を重視していますが、株式会社ほどシビアではありません。
人件費への意識は、ぜんぜん違います。
本部が人事権を握っている限り、「派遣切り」は避けられません
人事権をもっているのは、本社からの「出向社員」であることが多い
大手施設の「人事部の社員」は、本社からの「出向社員」が多いです。
できる限り利益をだしておかないと、本社に帰った時のポストにも影響します。
- できれば実績を残して、本社へ帰りたい
- 問題なく無事に本社へ帰りたい
本部の人はこんなことばっかり考えてるんですわ
「福祉法人」「医療法人」では、理事長以外は「利益への関心」が、株式会社ほど高くありません。
株式会社は株主の物です。
利益をだして、株主に還元する必要があります。
本社からの出向社員は、株主の期待に応えて、無事に本社へ帰りたいものです。
私も本部の人間なら、同じことを考えるわな
株式会社は人員が充足すると派遣契約更新がない
- 必要な時だけ来て欲しい
- あくまで人員不足の穴埋め
株式会社の施設が、「派遣さん」に求めているのは、あくまで一時的な補充です。
利益をだすために、一番調整しやすいのは人件費です。
人数が足りた時点で、もう必要ありません。
私は4回派遣切りになった経験があります。
4回全て「派遣切り」は、株式会社運営の大手「有料老人ホーム」でした。
4回ともに、人員が足りての「一斉派遣切り」でした。
他の派遣会社の「派遣さん」も合わせて、全員の派遣さんが「派遣切り」されました。
▼ 私の4回の派遣切り経験を、下の記事にまとめています。
派遣切りの共通点も紹介しています
実際の派遣切り経験なんて、なかなか聞けないんで参考になりました
まとめ / 派遣切りされにくい施設の選び方
- 派遣切りを避けたいなら「福祉法人」「医療法人」を選ぶべき
- 「福祉法人」「医療法人」は、派遣切りになりにくい
- 「福祉法人」「医療法人」は、予定人員が確保できても「派遣契約の継続」がある
- 株式会社運営の大手「有料老人ホーム」は派遣切りの可能性がある
- 株式会社は人件費にシビア
- 株式会社は人員が確保できると派遣切りがある
- 株式会社の人事権は、現場にはない
- 株式会社の本部は、出向社員が多く「実績」を残して本社へ帰りたい
注目!:
生活費の安定を優先する人は、「福祉法人」を選んでください。
こんな人は注意です
- シングルマザー
- 家や車のローンがある人
- 子供の教育資金が必要な人
- 家賃の支払いがある人
毎月、まとまった支払いが必要な人は、「派遣切り」を避けた方が良いです。
仕事が直ぐに見つからないと「無職」になります
▼ 「派遣切り」を避けたいなら、
「施設選び」以外に「派遣会社選び」も注意すべきです。
派遣切りになりやすい「派遣会社」があるなんて・・
派遣切りになりやすい人もいるんですよ
【朗報!!】
「派遣切り」になっても、事前に対策と準備をしておけば、直ぐに仕事が見つかる可能性は高いです。
▼ 「派遣切り」になった時、「どうすれば直ぐに仕事が見つかるのか?」
「派遣切りの流れ」から「派遣切りの対策」まで、下の記事で幅広く紹介しています。
事前の対策をしておけば、直ぐに仕事が見つかるのは「派遣の強み」です
▼ 派遣を始める前にしておくことを、下のリンク先にもまとめています